シュトレンがポストに入っていた
こんにちは,うさげです.
今日はポストにシュトレンが入っていた話です.
シュトレンとは
シュトレンはクリスマスの季節に伝統的に食べられるドイツのパンです.
生地にレモンピールやラムレーズンなどが入っており,外側は真っ白になるまで粉砂糖が振りかけられています.
マジパンが入っているものやアーモンドパウダー,ケシの実入りなど色々なバリエーションがあります.
時間が経つにつれ具材が生地に馴染んでいき味の変化も楽しめますが,美味しいので1日1切れというのは苦行です.
シュトレンの見た目からキリストを産着でくるんでいるように例えられ,キリストの降誕までのアドベント(11月30日に1番近い日曜日からクリスマスまで)に少しずつ切って食べられます.
先ほどの材料のように,お酒や砂糖がたくさん入っているのと水分量が少ないので,普通のパンよりも長く保存ができますが,切るときは真ん中をぶった切って,断面を合わせるようにしてなるべく断面をさらさないように保存すると良いです.
(まあ普通に切っていっても断面が日々更新されるので温湿度に気をつければカビないとは思います.)
値段は¥1,000-から¥7,000-程度と普通のパンと比べると若干高めになりますが,1ヶ月近くかけて楽しめるので,妥当かなとは思います.
家の近くのパン屋さんでは1つ¥1,500-前後が多いです.
発音はシュトレンの方がドイツ語に近いので,今回はシュトレンにしましたが普段はシュトーレンと私は言ってしまいます.
ドイツではシュトレン(何種類かある)についてガイドラインが定められていますので,より本格的に作ってみたいという方はそちらを参考にすると良いと思います.
クリスマスの朝シュトレンがポストに入っていた
25日の朝,母にシュトレンを渡されました.
「ポストに入っていたけれど,うさげの?」
サンタさんかな?(錯乱)心辺りがありません.
取りあえず受け取りましたが,会社に遅刻しそうだったので机に置いてさっさと出社しました.
ポストに赤いリボンのついシュトレンが入っていた,ただその事実のみで宛名も差出人も書いてありません.
ポストにシュトレンをいれそうな人物を考えることにしました.
ポストにシュトレンを入れそうな人物
仕事をしながら脳の処理が空いているときに,ポストへシュトレンを投函しそうな人物について考えました.
- 友達
- ストーカー
- 近所の人
- 間違いシュトレン
1か3だといいなあと思っていました.
それならば安心して食べられます.
しかし私の家のポストにシュトレンを投函しそうな人に連絡を取りましたが,誰にもヒットしませんでした.
近所の人だったら母の知り合いでしょう.
2は私にシュトレンを渡すときの母の第一声です.
毎日ロードバイクで疾走しているのと,私の生活はあまり規則正しくないのでなかなかストーカーは難しいのではないかと思いますが,友人のストーカー達の話を聞くと0%ではないかなと考えました.
(心当たりはない)
4だとどうしようもないですね.
せめて差出人の名前があれば良かったのですが.
オチ
26日にシュトレンの差出人がわかりました.
近所の方でした,ありがとうございます.
人騒がせなので母にはメールを毎日見てほしいと思いました.
シュトレンは美味しくいただいています.
何かプレゼントをするときはメールやLINEで連絡をするにしても差出人と宛名は書いたほうが良いと思いました.