初めての和田峠
こんにちは,うさげです.
もう少しでロードバイクをはじめてから1ヶ月が経とうとしています.
まだ精々往復20km,1時間程度のライドと会社までジテツウしかしていません.
そこで今日は和田峠にチャレンジしてきました!(唐突)
都心のほうからなら多摩川-浅川サイクルロード-陣馬街道コースが走りやすいかなあと思います.
途中には羽生棋士の出身中学校
ゆるゆると登っていくと夕焼け小焼けふれあいの里がありました.
小さい時に親にどじょうを取らされた記憶があります.
あと山ってなんで変なモニュメントが沢山あるのでしょうか.(怖い)
なんだか嫌なものが憑いてくるのではないかという恐怖におそわれます.
そんなことを思いながら走ってると,
森のアトリエ付近で2匹のタヌキと出会いました(可愛い)
まあすごい速さで逃げて行ったので自転車降りて写真撮る暇なんてありませんでした.
山下屋を抜けると割とすぐに電柱がなくなり視界が真っ暗になりました.
前しか見えない恐怖
そして自分の息と川のせせらぎ,木の揺れる音,虫や動物の鳴き声
いつもと音が耳に入ってくる感覚が違い,
音との距離感が掴めずそれがさらに恐怖を煽ります.
しかし折角ここまで来たのだからと,暗闇と自分と自然の音しか聞こえない恐怖と闘いながらぬるぬる登っていきます.
まだまだ木々に覆われて空が見えてこない,どんどんきつくなる急勾配.
私の息はとてもあがっていてハンドリングも怪しい.
よし休憩しよう
和田峠入り口から1~2kmくらい,中盤で足をつきました.
ちなみにここでスマホをみたら圏外だったので,
そのときに自分が何m登っていたのかは途中の柵でしか見られないのでアバウトです.
このあたりになってくると,
私は何故峠道を登っているのか
何のために生きているのか
と恐怖をシャットアウトするために思考がフルで動きはじめます.
1回足をついてからはまあ休憩しながら登っていくことにしました.
残り1.5kmくらいになってくると綺麗な夜景が見られます.
もっと綺麗に撮りたかったのですが,
後ろのほうで動物がガサガサしていて恐怖だったので適当に撮りました.
でも明かりに出会えたことに感謝.
平野の明かりが見えてくると空も見えてくるので,
かなり登りやすくなるなあと思った矢先.
バキバキドサドサバササササー
ちょっと大きめの動物が私の進行方向で走っています.
(タヌキより大きそう?)
怖すぎて明かりを消して音がやむのを待ってから全速力でかけあがりました.
そんな感じで多分和田峠のうち500mくらい歩いて無事茶屋まで到着.
峠道の途中は車が2台くらい通ったと思います.
写真があまり綺麗に撮れないなあと思いながら何回か撮っていると
グルルルルゴゴゴ
確実に私より大きくて危ないやつの鳴き声
若しくは魔王の登場シーン
或いは大地の怒りの音
そんな音が聞こえました.
本当は星を観ることが好きなので,
写真を撮ったら夜空鑑賞会,と思っていたのですが……
全力で逃げました
全力,といっても下りで視界は悪くつづら折り.
できる限りのスピードでその場から離れました.
下りはまた違った景色に見えて,
中盤までの坂もかなり斜度があって驚きました.
降りるのは3.5kmくらいなので一瞬でした.
登るときは汗をかいてとても暑いのですが,
下りは恐怖とあまり動かないのでかなり冷えました.
最近朝お腹が痛いのでお腹にカイロを貼っているのですが,
それが胴体を守ってくれていることを痛感しました.
みなさんはロード乗ってるとお腹冷えますか?
あと寒くて縮こまっていたのと登りの疲労からか,
肩がすごく痛かったです.
民家の明かりが見えてきて大分心が落ち着きました.
山下屋の自販機で温かい飲み物を買って補給.
抹茶ラテ好き
帰り道ではタヌキ2匹と感動の再開をはたしました.
真っ暗峠ライドは心が抉れていくし恐怖なのでもう1人じゃしたくないです.
まあロードバイク仲間がいないのですが.
次からは朝登ろ~
今日の服装
ワークマンで買った長袖のポロシャツ
ユニクロのスウェット
ハリスツイードの厚手の手袋(丈夫そう,しまむら系列で買った)
SHIMANO CT5
必要だなと思ったもの
サイコン(ほしい!!!!!!!!!!!)
もっと明るいライト(まあこんな暗いところ1人じゃもう来たくないなあ)
気温の変化に耐えられる服装
口隠れるネックウォーマー(多分虫飲んだ)
強い脚と心
ちなみにライトをつけないと峠道こんな感じです.
真っ暗